| 一般的な金属材料用の評価装置は、センサーサイズに合わせ材料の物性を評価するために、大きな試料や複雑な形状では切断して熱処理を行う等の加工処理を行いながら評価することが求められています。そのために、超音波を用いた方法や渦電流特性を用いた方法では、すでに非破壊で金属の厚みだけではなく、亀裂や異相の析出を評価する装置として開発され、すでに実用化されてきています。
■ しかしながら、超音波では材料のマクロ構造的な変化に対応したものであり、渦電流を用いた方法では異相析出しても電気伝導率が変化しない限り、材料の変化を検出することはできないという問題点があります。
■ 当社は、このような問題点を解決する方法として、金属材料の磁性の変化という観点から、非破壊で評価することを検討しています。
■ 現在、微小な磁性の違いを確認する手段として、多数のソフト材料を評価した結果、珪素鋼板や、MnZnフェライト、高透磁率のナノ結晶箔体の違いを非破壊で評価することができています。
■ 現在、非破壊方法を用いて磁性材料の品質管理や、金属とコンクリートの複合材料、金属自体の劣化のモニター等への展開を行っています。
■ また、超高感度の磁気測定を実現することにより、反磁性材料の評価も可能にしており、例えば真珠の違いの磁気評価も可能としています。 |